The 29th Congress of the Japanese Society of Gerodontology

The 29th Congress of the Japanese Society of Gerodontology

Jun 22 - Jun 23, 2018Kyurian
The Congress of the Japanese Society of Gerodontology
The 29th Congress of the Japanese Society of Gerodontology

The 29th Congress of the Japanese Society of Gerodontology

Jun 22 - Jun 23, 2018Kyurian

[EL1-1]超高齢社会の食支援
―食と自己実現―

○時岡 奈穂子1(1. 特定非営利活動法人はみんぐ南河内)
【略歴】
1999年 大手前栄養文化学院卒業 
2002年~2011年 社会福祉法人ふれあい共生食事サービス科
2009年 日本福祉大学福祉経営学部医療・福祉マネジメント学科卒業
2014年~2016年 はみんぐ南河内代表
2016年~現在 特定非営利活動法人はみんぐ南河内副理事長
2017年 大阪市立大学大学院生活科学研究科前期博士課程修了 生活科学修士
管理栄養士
日本栄養士会・日本在宅栄養管理学会認定在宅栄養専門管理栄養士
調理師 介護支援専門員
富田林市ケア方針検討会委員
日本在宅栄養管理学会・評議員
日本静脈経腸栄養学会
日本プライマリ・ケア連合学会
日本栄養改善学会
『新版 トータルクッキング 健康のための調理実習』(共著)
 構築が急がれている地域包括ケアシステム。目指すところは住み慣れた地域で「その人らしく生きること」です。「その人らしく生きる」私たち食に関わる支援者は,この言葉を真に理解できているでしょうか。
 「栄養状態が良い」とは,その人の体の個性に合わせて必要な栄養素が有効に使えている状態を指し,そのため個性的です。栄養を支える食は,環境,文化,その人の背景によって大きく異なります。すなわち食支援の基本は,患者・利用者の栄養と食の両方を理解し,EBMとNBM(Narrative-based Medicine)によって寄り添い支えることといえます。医療的な判断による食事の提供が,反発や拒否,喫食量の低下を招く場合があります。
 本人の欲求と医療者の判断の差にあるものは何か。「おいしい」の笑顔がある食の提供に必要なものは何か。本人主体の食を実現するための,意思決定支援と合意形成について,そして食からの自己実現について考えたいと思います。