The 33rd Congress of the Japanese Society of Gerodontology

The 33rd Congress of the Japanese Society of Gerodontology

Jun 10 - Jun 12, 2022Ryutopia Niigata City Performing Arts Center
The Congress of the Japanese Society of Gerodontology
The 33rd Congress of the Japanese Society of Gerodontology

The 33rd Congress of the Japanese Society of Gerodontology

Jun 10 - Jun 12, 2022Ryutopia Niigata City Performing Arts Center

[SY10-2]機能改善を望めない高齢患者の歯科診療指針策定のためのケーススタディ

○三木 次郎(三木歯科医院)
【略歴】
日本大学理工学部卒
日本大学松戸歯学部卒
自治医科大学歯科口腔外科ジュニアレジデント
三木歯科医院院長(現)
介護支援専門員
結城市歯科医師会長
日本在宅ケアアライアンス理事(現)
全国在宅療養支援歯科診療所連絡会 HDC 会長(現)
【抄録】
 最期まで口から食べることは人の尊厳と言われている。終末期における口腔機能管理、口腔衛生管理によって最期まで口から食べられる機能を維持するということは、我々歯科の目標の一つでもある。

 口腔摂取は乳・幼児期からの当たり前の行為で、誰でも最期まで口腔摂取できるものと思いこみがちである。家族が最期まで口から食べさせたいと希望することもよく理解できるし、本人も健康な時は、みなそう望んでいる。しかし、口腔の機能改善が望めない場合や基礎疾患の種類や病状によっては口腔摂取を諦めなければならないこともある。

 高齢になるに伴い口腔の機能的・器質的問題、認知症など精神的な問題、神経難病など、進行性・不可逆性の疾患の問題などが顕在化してくる。このような場面で歯科はどのように、そしてどこまで対応できるのだろうか。 

 今回、歯科的な立場からの人生の最終段階 における歯科医療・歯科的なケアのかかわりについて考えてみたい。