The 35th Congress of the Japanese Society of Gerodontology

The 35th Congress of the Japanese Society of Gerodontology

Jun 28 - Jun 30, 2024Sapporo Convention Center
The Congress of the Japanese Society of Gerodontology
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Jun 28 - Jun 30, 2024Sapporo Convention Center

[特別講演2]未来を拓く老年歯科医学教育を考える

○羽村 章1(1. 日本歯科大学生命歯学部 )
【略歴】
1979年 日本歯科大学歯学部(現生命歯学部)卒業
1983年 日本歯科大学歯学研究科大学院歯科補綴学専攻 修了
1983年 日本歯科大学歯学部歯科補綴学教室第2講座 助手
1987年 日本歯科大学附属病院 高齢者歯科診療科 講師
1990年 フィンランドトゥルク大学 客員講師(1991年まで)
1997年 同 助教授
2008年 日本歯科大学附属病院 総合診療科 教授
2013年 日本歯科大学生命歯学部 高齢者歯科学 教授
2023年 現職
【抄録(Abstract)】
昨年(2023年)の2月、本会の推薦を受けて、令和4年度日本歯科医学会会長賞教育部門を受賞できました。本会からは、平成26年度年研究部門の山根源之先生、平成29年度研究部門の森戸光彦先生、令和元年度教育部門の櫻井 薫先生、そして、令和3年度研究部門の米山武義先生に続いての受賞であり、これも本会の皆様方の後押しがあったからこそと感謝申し上げます。また、教育部門賞を受賞したことから、「未来を拓く老年歯科医学教育を考える」とのタイトルで特別講演をさせていただくことになりました。また本学術大会を最後に、1992年から続けてきた評議員(当時は代議員)そして1998年から務めてきた常任理事を退きますので、今後本学会を運営くださる先生方へ、老年歯科医学の明るい未来を拓いてくださるように期待を込めて本講演をかたみとしたいと思います。
本学会の発足は1990年9月でありますが、その4年前の1986年9月に設立した「日本老年歯科医学研究会」が前身となっています。監事の任を担っている山根源之先生が、現在「日本老年歯科医学研究会」の設立に関わった唯一の役員です。私は1988年に入会しており、研究会最後の学術大会となった1999年の第4回総会・学術研究会開催の実行委員の一人であったことや、当時は歯科大学・歯学部に高齢者歯科医学の専門部署がほとんど無かったことなどから、その後の本会の活動に深く関わることになりました。1999年に日本歯科医学会の専門分科会に、そして2007年に法人設立となり発展し続けている本会を、黎明期にから現在まで主体的に携わってきました。
本会に限らず、法人の事業目的は定款に記載されています。本学会の事業目的には「教育」という言葉は出てきません。しかし、事業目的にある「高齢者の保健・医療の向上の推進」のために、「老年歯科医学の教育及び教育基準に関する課題について検討する業務を行う」教育委員会が設置されています。本講演では、本学会の過去から現在までの活動を今一度確認し、特に「教育」についての未来を語ります。