第47回日本股関節学会学術集会

第47回日本股関節学会学術集会

Oct 23 - Nov 30, 2020
第47回日本股関節学会学術集会

第47回日本股関節学会学術集会

Oct 23 - Nov 30, 2020

[1-1-SY3-1]Ultrasonic diagnosis for the neonatal and infantile hip (Graf method)

Kiyoshi Aoki, Hirofumi Akazawa, Arubi Teramoto(Dept. of Orthop. Surg., Asahigawasou Rehabilitation and Medical Center)
【目的】Graf法の実際について報告すること。【方法】乳児股関節エコーセミナーで用いているスライドを中心に解剖、側臥位でのプローベの当て方、分類など、Graf法の実際を示す。また、脱臼のエコー画像をできるだけ提示する。【結果】Graf法は、腸骨外縁、腸骨下端、関節唇の3つが描出できている標準画像が基本となる。3~4か月であれば、「Type I」と言われる正常な股関節であることがほとんどである。3か月未満では、臼蓋形成が十分でない場合がある。【考察】「Type I」でないすべての画像は、慎重な経過観察が必要であると考えられるため、げっぷをする時などにしっかり開排位だっこをする、向き癖と反対を向く時間を確保する、薄着で下肢が自由に動きやすいようにする、などの育児指導を、日本小児整形外科学会のホームページからダウンロード可能な「予防パンフレット」を用いて行う。健診の在り方がリスク因子を用いたものに変わっているため、Graf法による評価の需要が増えている。日本整形外科超音波学会では、エコーセミナーの参加人数増員や人形を使った1日セミナーの普及に努めつつある。【結論】Graf法は、新生児・乳児股関節評価において有用である。