第18回日本クリティカルケア看護学会学術集会

第18回日本クリティカルケア看護学会学術集会

Jun 11 - Jul 31, 2022北九州国際会議場/アジアインポートマートAIM
Japan Academy of Critical Care Nursing
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Jun 11 - Jul 31, 2022北九州国際会議場/アジアインポートマートAIM

[PS4-01]体温管理療法

○山本 美也子1(1. 高松赤十字病院 看護部)
体温管理療法(TTM: Targeted Temperature Management)」とはいわゆる「低体温療法」と「平熱療法」を含み、高体温を回避することで脳障害の進行を防ぐことに加え、代謝や酸素消費量を抑え脳保護作用(頭蓋内圧が亢進し、脳虚血や低酸素状態とならないようにすること)を期待する治療法です。 体温管理療法を行うことで二次性脳損傷を予防し、転帰改善に繋がると考えられており、PCAS(心停止後症候群)患者においては無作為化対照試験による低体温療法の有効性が示されました。それ以来、心肺停止蘇生後の昏睡状態の患者では体温管理療法を行うことが推奨されています。
体温管理療法は基本的に心肺停止後に行われるので、緊急入室と同時に開始される事が多いです。ICUでは比較的行われる治療なので、ICU看護師は体温療管理法の観察項目等を理解しておく必要があります。  
今回のプラクティスセミナーでは今から実際に体温管理療法をしている患者を担当しようとしている看護師、今までこのような患者を看てきたけど、ちょっと苦手、自信がないと思っている看護師、自施設では体温管理療法を行ってないけど興味がある看護師、このような方々に向けて体温管理療法の基本的な知識や看護で必要なポイントを挙げて、わかりやすく説明させてもらいます。そしてすぐに 現場で活用でき、苦手意識や不安を軽減し、明日からの実践に活用できるよう皆様とともに学びを得る機会としたいと考えております。