[JA6]名古屋市における教員と特別支援教育支援員が共に歩む取り組み
粕谷美喜江1, 中久木俊之2, 吉田優英1, 岩田啓子1, 大和文子1, 藤本泰孝3, 矢野博明4(1.ディスレクシア協会名古屋, 2.NPO法人子ども支援室カシオペア, 3.名古屋市立桶狭間小学校, 4.NPO法人障がい者自立支援センターなごや)
【企画の趣旨】2007年、「特別支援教育」が学校教育法に位置づけられ、通常の学級における知的に遅れのない発達障害がある児童への支援が始まった。当方では、2010年春、「特別支援教育支援員(学習支援員)養成講座」(14講座、28時間)を立ち上げ、2016年春の第13期養成講座までに約460名の方が修了された。現場で役に立つ学習支援員を養成するため、また、保護者としても子育てや学校との連携などに役に立つ知識やスキルを学べるよう、様々な分野の専門の先生方にご協力いただき、年2回の養成講座と年3回のスキルアップセミナーを行っている。教員と支援員が共に連携し合って、子どもたちの居場所づくり、仲間づくり、自分づくりを援助することで、困っている多くの子どもたちが救われると考える。「なかよく」「きまりよく」「げんきよく」(桶狭間小学校の校訓)、一日一日を大切に過ごし、将来、家庭や社会でナチュラルサポートができる人になってほしいと願われ、合理的配慮の提供とユマニチュードの姿勢を大切にされる藤本泰孝校長先生の5年にわたるご指導・ご支援のもと、通常の学級の中で、担任と連携を取りながら、「子どもから学び、子どもへ返す支援」を基盤とするナチュラルサポートを目指す学習支援員の実践と成果を報告する。
