[TK01]発達障害児の心と行動の発達パーソナリティ形成の観点から
講師:齊藤万比古1, 司会者:篁倫子2(1.社会福祉法人恩賜財団母子愛会 愛育研究所児童福祉・精神保健部部長、愛育相談所所長, 2.お茶の水女子大学)
【趣旨】子どもの心と行動の発達とはパーソナリティ形成の過程に他ならず、発達障害を持つ子どものパーソナリティ形成がどのように進行するのかについて検討することが本講演の主たる目標である。Paulina F. Kernbergに従えば、パーソナリティとはジェンダーや神経心理学的発達特性など生来的な器質的要因を基盤に、早期からの養育環境との相互作用によって形成される感情や行動、それらから派生する同一性に規定された、反復性・再現性の高い行動様式と対人関係様式である。発達障害がこれにどう関与し、どのようなパーソナリティを形成しやすく、その理解に基づきどう支援されるべきかについて述べてみたい。
