[EL2]発達障害のある子どもの育ち共に生きるかたちから見える育ちの必然
講師:浜田寿美男1
司会者:石川由美子2
(1.奈良女子大学名誉教授, 2.宇都宮大学)
司会者:石川由美子2
(1.奈良女子大学名誉教授, 2.宇都宮大学)
いま学校で特別支援を受ける子どもたちが急増している。この10年間で、特別支援学級在籍(小中学校)の子どもは約2倍、特別支援学校在籍(幼稚園から高等部)の子どもは1.36倍になる。特別支援学校では教室不足が続き、とりわけ高等部で深刻だという。普通学校の統廃合が進むなかで、特別支援学校は新設が相次ぐ状況なのである。文科省は「特別支援教育への理解が深まった」と言うが(2017年4月30日朝日新聞)、はたしてそうか。それはむしろ子どもたちの育ちの「個別化」が進み、「共同化」が衰退し、多様な子どもたちの「共に生きるかたち」が失われている結果ではないのか。いま私たちは「特別支援」の再定義を求められている。
