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医療情報システムの安全管理に関するガイドライン5.1版と今後

医療DXでは、モバイルヘルス機器の利用が増加し、ビッグデータの集積とAIの利用のためにクラウド利用は必須と言える。診療所、中小病院の電子カルテから始まり、医用画像の保存、大学病院の電子カルテと画像もクラウド保存が技術的に可能になってきた。医療DX時代の医療情報のクラウド利用拡大とインターネット利用は急速に進む。一方、敵も大きく変わっている。ウイルス検知されにくい亜型の増加、大量通信の検知を受けないラムサムウェア、ウイルス添付なくURLからの感染、既存メールを使うEmotet、それにNICTのサイバー攻撃分析システム(NICTER)によると海外からの攻撃の半数以上がIoT機器であるなど、内部ネットワークも安全とは言いえない「ゼロ・トラスト」時代と呼ばれる。そこで、クラウド大手のAWSから松本照吾様に「クラウドコンプライアンスの現在」と題してクラウドサービスのセキュリティに関してご講演を頂く。次にMEDIS理事長の山本隆一先生から先日更新された「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン5.1版と今後について」と題してサイバーセキュリティに関する修正点と今後についてご講演を願う。最後に厚生労働省の前田　彰先生から「医療DXに向けた医療情報関連の政策動向とサイバーセキュリティーについて」と題してご講演いただき、議論を進めたいと考えている。

The Joint Conference on Medical Informatics

The 25th Spring Meeting of JAMI (Symposium 2021 in YONAGO)

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[CS4-02]医療情報システムの安全管理に関するガイドライン5.1版と今後