the 35th JASID Annual Conference and the 14th JAHSS Annual Conference

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Nov 9 - Nov 10, 2024JICA Sadako Ogata Peace and Development Institute, Hosei University Ichigaya Campus, Tokyo
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Nov 9 - Nov 10, 2024JICA Sadako Ogata Peace and Development Institute, Hosei University Ichigaya Campus, Tokyo

[1Z104]A resident awareness survey on continuation of coffee cultivation in Republic of Rwanda

*Hisano FUJITA1(1. Ryukoku University)

Keywords:

coffee cultivation,sustainability,smallholder,specialty coffee,Rwanda

1994年に発生したジェノサイド後のルワンダ政府は、スペシャルティグレードのコーヒー生産を推奨し、その結果今日ではルワンダのスペシャルティコーヒーは欧米諸国に限らずアジアでも流通されるようになった。一方で、ルワンダ国内のコーヒーの木は高齢なものが多く、また地方においてはコーヒー農家の高齢化も同様に 進んでいる。
 この現状に対して、本研究では「私たちは将来的にルワンダのコーヒーを飲み続けることができるのか?」という問いを立て、小規模コーヒー農家のコーヒー栽培の継続に影響を及ぼす要因と、地域レベルでのコーヒー産業の持続可能性を分析した。 
 研究に用いたデータはルワンダ・カレンゲセクターでの30人のコーヒー農家へのインタビューと110のコーヒー畑の訪問調査、そしてルワンダ国内で実施したカッピング(コーヒーのテイスティング)によって収集した。 
 調査により、カレンゲセクターのコーヒー農家のうち、96%が今後もコーヒーの栽培を継続する、あるいは継続し栽培本数を増やすと回答しており、またコーヒー生豆の品質はスペシャルティコーヒーとして輸出できる基準を満たしていることが分かった。その一方で、コーヒー栽培の状況や農家の技術は改善点が多く、例えば農家に対するインタビュー調査ではコーヒー栽培の継続に影響を与える要因として、62%がコーヒーチェリーの買い取り価格、33%がコーヒー栽培への投資金額と回答しており、またコーヒー栽培の困難性として、コーヒー栽培の費用が高い、コーヒーの栽培が難しいと農家が考えていることが明らかになった。 
 この結果から、コーヒー農家はコーヒーの栽培の中でも特に費用面と技術面について課題を抱えており、これらの課題について何らかの取り組みを行わないと、農家のコーヒー栽培に対するモチベーションが減少し、コーヒー生産量は減少していくことが予想される。