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Program Type

パネラーによる自己紹介

主催：日本生化学会ダイバーシティ推進委員会

前回の日本生化学会年会において「To be PI or non PI, that should be a question」と題したワークショップを開催し、① non PIとして継続的に研究に携わる仕組みの意義、② PIとして研究に携わることの魅力や責任、③ 女性がPIとして男性組織に入る上での注意点、という３つのテーマに沿って議論をしました。任期付きポストの問題点や、組織を維持するため研究以外の業務に忙殺されるPIの実態など、様々な立場から活発な意見が出されました。今回は少し趣向を変えて「挑戦する心を雑多な「御役目」から守る方法」と題して、改めて議論させていただきたいと考えています。 研究は誰も知らないことを明らかにする行為なのですから、挑戦する心が原動力になると思います。挑戦を楽しむ心がなければ、研究の進展も見込ないでしょうし、研究費獲得のための申請書も味気ないものになってしまうでしょう。本ワークショップでは、そんな挑戦する心を損なう要素として社会のあちこちに潜む雑多な「御役目」に注目します。私個人（白壁）の話で恐縮ですが「時間になったら家に帰りご飯を作る」という小さな御役目が、挑戦する心を少なからず損なっていると日々感じています。御役目は家事に限りません。所属する組織を維持するためのありとあらゆる雑用、自分や家族が所属する地域社会や学校に対する無償の貢献、もちろん介護も含まれると思います。世の中では「ワークライフバランス」などと言われますが、ワークにもライフにも「御役目」はたくさん潜んでいます。突き詰めると男女共同参画社会とは、これまで主に男性が引き受けてきた「ワークの御役目」と、主に女性が引き受けてきた「ライフの御役目」を、お互いに分け合う社会に他ならないようにも感じます。男性も女性も本当にそんな社会を受け入れられるのでしょうか。 本ワークショップでは、「御役目により細切れになった時間の活用法」「それって本当に必要な御役目なの？」「ワークの御役目と向き合う上での注意点」といったテーマに沿って、フランクに意見交換したいと考えています。女性、男性研究者を含めた様々な立場の方が参加され、男女共同参画社会そのものについて、改めて考える場になれば大変うれしく思います。 無料のお弁当もございます。皆様のご参加心よりお待ちしております。 ＊男女共同参画学協会連絡会加盟学会会員の方は本企画にかぎり自由参加可 　事前に日本生化学会事務局（jbs-ho@jbsoc.or.jp）までお申し込みください

The Annual Meeting of the Japanese Biochemical Society

The 96th Annual Meeting of the Japanese Biochemical Society

The 96th Annual Meeting of the Japanese Biochemical Society

[DLW1-02]パネラーによる自己紹介