[1131]The effect of curing method and thickener on freeze-thaw resistance of concrete with blast furnace slag sand
Mamoru YAMAUCHI1, Mitsuaki NOGUCHI1, Takashi FUJII1, Toshiki AYANO1(1.岡山大学)
Keywords:
blast furnace slag sand,Durability factor,Ground granulated blast furnace slag,scaling,steam curing,thickener,スケーリング,増粘剤,耐久性指数,蒸気養生,高炉スラグ微粉末,高炉スラグ細骨材
本研究では,高炉スラグ細骨材を用いたコンクリートの凍結融解抵抗性に,蒸気養生,高炉スラグ微粉末および増粘剤が与える影響を検討した。細骨材に高炉スラグ細骨材を用いれば,AE剤を用いることなく高い凍結融解抵抗性が得られるが,製造方法によって高炉スラグ細骨材の効果が異なる。本論文では,普通ポルトランドセメントのみを用いた場合には,蒸気養生によって凍結融解抵抗性が低下し,結合材の一部に高炉スラグ微粉末を用いれば,反対に,蒸気養生によって凍結融解抵抗性が向上することを示した。また,増粘剤を用いることで,短い水中養生期間で高い凍結融解抵抗性が得られることを示した。
