[1147]MAINTENANCE OF CATHODIC PROTECTION IN REINFORCED CONCRETE DEPENDED ON THE STATE OF STEEL BAR
Hayato ITAYA1, Syunsuke OTANI1, Toru WAKABAYASHI1, Noriyasu MOTIDUKI1(1.ナカボーテック)
Keywords:
cathodic protection,corrosion rate,evaluation flow,maintenance,維持管理,腐食速度,評価フロー,電気防食
干満部より上部のコンクリート構造物に対する電気防食は,復極量100 mVを基準とする管理方法が採用されている。しかし,干満部においては基準となる復極量が得られ難いという問題点がある。また,大気部においては鉄筋の再不働態化が進行し,腐食速度が十分低減しているにもかかわらず100 mV基準を確保しなければならないとする不経済な面もある。本試験では,復極量が100 mV未達時における鉄筋の防食状態の評価法を考案しその確認試験を行うとともに,考案した評価法を取り入れた新たな電気防食の維持管理評価方法を構築し,その適用性を検討した。
