[1016]Various properties of concrete using urea as an admixture
Takuya MISHIMA1, Kazumi HASHIMOTO2, Takashi KAWAHARA3(1.樫野石灰工業 2.松尾建材 3.三好コンクリートサービス)
尿素,硝安及び塩を混和材として用いたコンクリートの性状を基準とするコンクリートと比較することとした。混和材を溶解した溶液量を基準コンクリートの単位水量と等しくすると同程度のスランプが得られた。尿素及び硝安を混和材として用いたコンクリートの圧縮強度は,短期は基準コンクリートより低下したが長期強度は同程度を示した。尿素を用いると収縮ひずみは小さくなり,塩を用いると質量減少率は小さくなったが,収縮ひずみは大きくなった。尿素を溶解した水溶液の表面張力は小さくなり,塩を溶解した水溶液の表面張力は大きくなった。なお,硝安は練混ぜ時にアンモニアが発生した。
