[1003]Experimental research on the development of ultra-high-strength concrete with a compressive strength of over 180 N/mm² for precast concrete piles by pouring
Takemi SUGAWARA1, Hiromi FUJIWARA2(1.トーヨーアサノ 2.宇都宮大学)
本研究では,流し込み打設による超高強度既製コンクリート杭の開発をするために,普通ポルトランドセメントにシリカフュームおよび2種類の粉末度の異なる高炉スラグ微粉末を混合したコンクリートにおいて,スランプフロー試験およびU形容器を用いての加振時の間隙通過試験を行い流動性を確認し,オートクレーブ養生後の強度発現性に与える影響について検討した。その結果,低水結合材比において高炉スラグ微粉末などの粉末度の高い材料を混和した場合,加振しない状態と加振した状態とで流動性の傾向が異なりモルタル分の降伏値と塑性粘度が影響することを確認した。
