[1038]Manufacturing precast products using concrete that balances resource circulation and maximizes CO₂ fixation
Atsushi SATIO1, Yoshiyuki SUZUKI1, Ryoichi TAKAGI1, Mamoru SAKAMOTO1(1.安藤・間)
資源循環とCO2固定量の最大化を両立するコンクリートの開発の一環で,再生骨材と模擬スラッジ固形分にCO2を固定化させ,コンクリート材料として利用するとともに,硬化後のコンクリートにもCO2を固定化させるプレキャスト製品を製造した。スランプロスが大きいことや,強度のばらつきが大きいことを考慮しつつ,CO2収支(CO2排出量-CO2固定量)ができる限り小さくなるように配(調)合を設計した。プレキャスト工場の設備で要求性能を満足したコンクリートを出荷でき,打設や脱型なども予定通りの工程で実施できた。
