[1040]Effect of steam curing on precast concrete using a massive amount of ground granulated blast-furnace slag
Ryota HASHIMOTO1, Hirotaka HAZEHARA1, Jun USHIDA1, Koichi TANAKA2(1.福岡大学 2.ヤマウ)
高炉スラグ微粉末(BFS)を多量置換したプレキャストコンクリート(PCa)を想定し,当該コンクリートの諸特性に及ぼす蒸気養生の効果を調べた。BFS4000ブレーンおよび6000ブレーンを,それぞれセメントに対し30%,50%,70%置換したコンクリートを作製した。蒸気養生の条件には,最高温度(20~60℃)と積算温度(340~540℃・h)が異なる4ケースを設定した。主な結果として,脱型時(材齢17時間)の圧縮強度はBFS置換率70%の場合でも積算温度を大きくすることでBFS置換率30%と同等の値となることがわかった。一方,BFSのブレーン値や置換率にかかわらず,材齢14日の圧縮強度は積算温度が大きい場合に小さくなった。
