[1A01]Identification of zinc active species in zinc-supported direct desulfurization catalysts
○Shin-ya Suzuki1, Hikaru Yamada1, Soichiro Tokitsu1, Syunsuke Takahashi1, Takamaro Kawai1, Nobumasa Nakajima1, Masaaki Haneda2(1. Cosmo Oil Co., Ltd., 2. Nagoya Institute of Technology)
弊社直脱開発触媒においては、亜鉛の添加により、運転初期でのコーク劣化低減が確認されている。この添加効果を発現させている亜鉛の活性種について、XRD、XPS等を用いた同定を行った。その結果、触媒表面には亜鉛アルミネートおよび硫化亜鉛が存在していることが分かった。亜鉛の化学状態の異なる触媒間での脱硫活性と表面亜鉛化学種の比較により、亜鉛活性種は亜鉛アルミネートであると推測される。
