The 56th Annual Meeting of Japanese Society of Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery

The 56th Annual Meeting of Japanese Society of Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery

Nov 22 - Nov 24, 2020Online
Annual Meeting of Japanese Society of Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery
The 56th Annual Meeting of Japanese Society of Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery

The 56th Annual Meeting of Japanese Society of Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery

Nov 22 - Nov 24, 2020Online

[II-AS02]メディカルイラストレーターのこれからの役割

永田 徳子(株式会社レーマン 代表取締役 代表獣医師)
【背景と目的】メディカルイラストレーションは研究者や医師など専門家のための論文や専門書の中で目にすることは多いが、日本では認知度が低く職業として確立されていないという理由もあり、一般の人々が目にすることは少ない。ヘルスコミュニケーション学の中ではShared Dicision makingの考えが広まる中、重要な意思決定のためにより患者に寄り添うためのわかりやすいイラストやデザインが必要である。また、患者だけでなく医学部などの教育機関においても好奇心や学習意欲を引き出したり、記憶に残すためのビジュアルコンテンツは有意義なものと考えるが前例がないためその取り組みをしている企業は日本にはまだ少ない。また、これらの取り組みには経験のあるメディカルイラストレーター(MI)の存在が重要な役割を果たすが、MIの教育機関も少ないため実践力を養う機会は非常に少ない。今後MIの成せる役割と課題の分析を行った。【方法】東京ベイ・浦安市川医療センターハートセンターが利用していた3種類(3疾患)の患者説明資料にどのような課題があるか、医師へのヒアリングと先行研究を合わせて分析し、その課題を解決するビジュアルデザインの資料を制作した。また、獣医学分野における教育ツールとして犬の骨折手術手技を3DCGアニメーションで制作した。いずれも専門家とデザイナー、エンジニア、MIのチームで行った。【結果と考察】患者説明資料、3DCGいずれの制作においてもデザイナー、エンジニアと医師、獣医師などの専門家がコミュニケーションをとることは難しく、MIは彼らの情報共有の橋渡しをするために非常に重要な役割を果たした。専門知識をどのように表現することが最も効果的であるかを提案し制作における指示を出すためにMIの存在は必要不可欠であった。今後は2Dだけでなく様々な医療コンテンツが増える中でそれに対応できるMIの育成を進めたい。