[12-09]Potential Dependence of Dissolution of Arsenic Containing Copper Sulfides in Sulfuric Acid Solution
〇三木 一1、井口 明信1、平島 剛1、笹木 圭子1、澤田 満2(1. 九州大学、2. 住友金属鉱山株式会社)
司会:芳賀 一寿(秋田大学)
砒素成分を共に産出する銅鉱山は多数存在するため、銅と砒素を分離回収することが課題となっている。砒素成分は浮選による銅精鉱との分離が難しく、浮選の研究と共に、これら砒素成分を含んだ銅精鉱を湿式により処理する研究がなされている。しかし、主要な含砒素銅鉱物である硫砒銅鉱、四面砒銅鉱の浸出速度は低く、実用化されていない。著者らは、硫砒銅鉱や四面砒銅鉱の浸出促進を目的として、各種浸出実験および電気化学測定を行った。
