MMIJ 2014,Kumamoto

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Sep 15 - Sep 17, 2014Kumamoto University
MMIJ Annual Meeting
MMIJ 2014,Kumamoto

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Sep 15 - Sep 17, 2014Kumamoto University

[A3-1]ミクロ汚染にシート捕集材を用いた砕石場内の飛散粉じんモニタリング法の検討

齊藤貢(岩手大学工学部)
司会:岩月栄治(愛知工業大学)
以前から砕石場が抱える環境問題の1つに飛散粉じん問題がある。既存の粉じんのモニタリングは、電源を必要とするエアサンプラーによる直接捕集でモニタリングする方法、持ち運び可能で瞬間的な測定ができるデジタル粉じん計によるモニタリング方法、粒径の大きい降下ばいじんを対象にダストジャーによる長期間の定置捕集でモニタリングする方法が用いられている。しかし、いずれの方法においても、安価に多点で迅速なモニタリングを行うには不適である。本研究では、安価で多点に設置可能なミクロ繊維シート捕集材(MFS)を利用したいくつかのモニタリング方法について検討した。一つ目は、捕集面画像認識技術を利用した砕石場内の簡易的な多点モニタリングについて、二つ目は、MFSの光透過度を利用したセンサシステムによる新たな飛散粉じんモニタリング法について得られた結果を報告する。