MMIJ Annual Meeting 2015

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Mar 27 - Mar 29, 2015Chiba Institute of Technology
MMIJ Annual Meeting
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Mar 27 - Mar 29, 2015Chiba Institute of Technology

[1403]Application of a small-sized superconducting gravimeter for CCS monitoring

杉原光彦1, 名和一成1, 池田博1, 相馬宣和1, 石戸経士1, 宮川歩夢1, 西祐司1(1.独立行政法人産業技術総合研究所)
司会: 菅井 裕一 (九州大学)
我々はCO2地中貯留のモニタリング手法として、超伝導重力計による高感度連続測定を試みている。反射法によるタイムラプス計測がCO2地中貯留モニタリングの基本であるが、これに対して高感度重力連続測定は相補的な手法と言える。我々は小型化された超伝導重力計iGravによる計測を2012年12月から開始しているが、小型器の特徴をさらに活かして簡易な収納庫(エンクロージャ)を用いた機動的な計測も試行している。試みの一つは、重力変動要因解析の高精度化を目的とする測定点間隔が数百mの並行計測において2台目の超伝導重力計測点として利用することである。現時点では、エンクロージャを用いた場合にも観測小屋による場合と遜色のない品質のデータ取得を確認できている。一方、沿岸に特有なノイズを把握して重力変動信号抽出の可能性を探るための計測への適用を準備している。