MMIJ 2015,Matsuyama

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Sep 8 - Sep 10, 2015Ehime University
MMIJ Annual Meeting
MMIJ 2015,Matsuyama

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Sep 8 - Sep 10, 2015Ehime University

[1106]Study on character of cave filling material uses dewatering cake and crushed stone powder

岩月栄治1(1.愛知工業大学)
司会:麓隆行(近畿大学)
地盤中の空洞が原因となる陥没事故が全国で発生している。この空洞の原因は、戦時中に採掘された亜炭や磨砂、上下水道の漏水による土砂の流出および特殊防空壕等が挙げられる。これらの空洞への充填は種々の工法があるが、空洞の上部に家屋や道路等がある場合が多いため、限られた工法が用いられる場合が多い。その中でも、流動性を持ったセメント系充填材は、施工性や充填性等で優れている。
セメント系充填材を用いた充填工法には、窯業原料の粘土を製造する過程で発生するキラ(微粒珪砂)を母材としたキラ充填工法があり、中部地方ではこの方法で充填工事を実施していることが多い。近年、窯業の減退によるキラの発生も少なくなっていることから、砕石・砂利を生産するか過程で発生する脱水ケーキや砕石粉をキラに代わって母材に用いた事例があるので本報文で紹介するとともに、その性質について検討した。