[1512]Capturing Bubble Interaction with Molybdenite and Chalcopyrite Surface in an Electrolyte Solution using High-Speed Camera
○Gde Pandhe Wisnu Suyantara1, 平島剛1, Ahmed Mohamed Elmahdy Ahmed Mohamed1,2, 三木一1, 笹木圭子1(1.九州大学, 2.Central Metallurgical Research & Development Institute, Helwan, Cairo, Egypt)
司会:三木一(九州大学)
浮遊選別における現象を解析するためには、溶液中に追い適法が鉱物表面に衝突するという三相混合の複雑な挙動を考慮に入れる必要がある。気泡と粒子の電解液中における脱着メカニズムの解明が特に大切となる。本講演では、気泡の黄銅鉱または輝水鉛鉱との衝突現象について、pH11に調整した0.01MのMgCl2電解質を用いて検討した。単一気泡の鉱物表面への衝突と吸着減少をハイスピードビデオカメラを用いて撮影し、画像解析ソフトを用いて気泡の跳ね返りを三相の接触点と接触角を解析した。その結果、衝突時に気泡は鉱物表面の液層を破壊し三相の接触点が作られ、時間とともに接触点が移動し平衡に至る様子が観察された。本現象は純水を用いた場合にのみ観察され、MgCl2電解溶液を用いた際には三相の接触点は観察されなかった。(ポスターに発表)
