MMIJ 2016,Morioka

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Sep 13 - Sep 15, 2016Iwate University
MMIJ Annual Meeting
MMIJ 2016,Morioka

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Sep 13 - Sep 15, 2016Iwate University

[1101]The Fourth Report of the Rock Seam Gas Committee

松本裕之1, 内田景己1, 鮎澤潤2(1.釧路コールマイン株式会社, 2.福岡大学)
司会: 福井勝則(東京大学)
釧路コールマインは,新生代古第三紀の石炭を採掘しているが、その下位に堆積する白亜系岩盤層内にメタンガスが賦存していることから、資源・素材学会 地球・資源グループ 採掘技術部門委員会の下部組織である「岩層ガス採掘小委員会」において、2013年度より、各種調査・研究を行っている。本論では、経済産業省資源エネルギー庁の補助金にて実施したボーリング掘削結果と、岩層ガスの湧出機構に関係が深いと思われる、釧路コールマインの坑内に出現する断層や砕屑性岩脈等、及び、近傍坑外の露頭岩脈の調査結果を述べる。坑内に出現する断層に関しては,共役破壊的な様相を示していること,坑内・外の岩脈はほぼ一定の方位で分布していること,現在の最大水平原位置地圧はプレート境界にほぼ直交している事などの知見が得られた。