[1204]Physicochemical study of refining reactions of metals
○松浦宏行(東京大学大学院新領域創成科学研究科物質系専攻)
司会: 中野博昭(九州大学)
目的に応じて要求される様々な機能を制御した各種材料の製造技術は日本の製造業を支える根幹であり、この材料製造技術の成立には種々の金属素材を使用者が要求する純度・精度で製造することを可能とする日本の高度な金属精錬技術が大きく貢献している。
本発表では、これまでに発表者が携わってきた高温プロセスでの金属精錬反応の熱力学・反応速度論・輸送現象論といった物理化学的研究の一部(FeO系溶融スラグとCO-CO2ガス間の反応速度、鉄鋼電気炉ダストからの亜鉛・鉛のリサイクルプロセス、固液共存フラックスを用いた溶銑・溶鋼の脱りん反応、等 )について紹介する。
また、今後の金属素材製造プロセスの研究・開発において求められる視点を踏まえた検討課題を、特にエネルギー・環境・リサイクルの視点から考える。
本発表では、これまでに発表者が携わってきた高温プロセスでの金属精錬反応の熱力学・反応速度論・輸送現象論といった物理化学的研究の一部(FeO系溶融スラグとCO-CO2ガス間の反応速度、鉄鋼電気炉ダストからの亜鉛・鉛のリサイクルプロセス、固液共存フラックスを用いた溶銑・溶鋼の脱りん反応、等 )について紹介する。
また、今後の金属素材製造プロセスの研究・開発において求められる視点を踏まえた検討課題を、特にエネルギー・環境・リサイクルの視点から考える。
