2016年春の年会

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2016年3月26日〜3月28日東北大学 川内キャンパス
日本原子力学会
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[1B06]極限荷重に対する原子炉構造物の破損メカニズム解明と破局的破壊防止策(17)SUS304円管の超高温外圧座屈

*岩田 耕司1、唐木田 泰久1、金 伝栄1、笠原 直人2(1.伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、2.東京大学大学院)

キーワード:

外圧座屈、円管、SUS304、弾塑性理論解、超高温、有限要素法

極限荷重に対する原子炉構造物の破壊メカニズムの解明のための研究の一環として、シビアアクシデント時超高温下での炉内円管の外圧座屈強度の研究を実施している。本研究では、有限長円管の外圧による弾性座屈理論解に換算係数を導入し、弾塑性座屈理論解を算出する。SUS304の超高温(700~1000℃)での応力ひずみ特性は、ASME SecⅧの式に国産材の収集データによる降伏点、引張強さを取り込んで策定した。座屈圧と座屈波形を温度及び円管の形状(半径/板厚比、長さ/半径比)をパラメータとしてチャートの形で示すとともに、FEM弾塑性座屈解析結果及び実験結果とも比較した。