[1A08]福島第一原子力発電所2号機トーラス室滞留水のα核種分析(4)SEM-EDXおよびアルファトラック法によるα核種を含有する微粒子の検出
*蓬田 匠1、大内 和希1、岡 壽崇1、北辻 章浩1、駒 義和1、今野 勝弘2(1. JAEA、2. 東電HD)
キーワード:
福島第一原子力発電所、滞留水、α核種、微粒子、粒子分級、ウラン微粒子、SEM-EDX、アルファトラック法
滞留水中の固形分の多数の粒子状物質の中から、α核種を含有する微粒子の検出を試みた。SEM-EDXを用いる元素分析により、粒径500 nmから3 µm程度のUを主成分とする微粒子を検出した。また、アルファトラック法により、粒径100 µm程度までの鉄粒子上にα核種が分布する様子を観測できた。
