[1A01]Multi-Physicsモデリングによる福島2・3号機ペデスタル燃料デブリ深さ⽅向の性状同定(6)全体概要と3号機ペデスタルのデブリ臨界性の試評価
*山路 哲史1、岸本 和真1、Xin Li1、古⾕ 正裕1、佐藤 ⼀憲3、間所 寛3、⼤⽯ 佑治2(1. 早稲田大、2. 阪大、3. JAEA)
キーワード:
原⼦炉過酷事故、福島廃炉、MPS法、臨界性評価、浮遊法
発表者ら(早⼤、阪⼤、JAEA)は英知を結集した原⼦⼒科学技術・⼈材育成推進事業(201-2021年度)において、異なる専門分野の伝熱流動(粒子法及び模擬溶融物流下実験)・炉物理(臨界性評価)・高温燃料物性(浮遊法)のMulti-Physicsモデリングにより、福島2・3号機ペデスタル燃料デブリ深さ⽅向の性状同定に取り組んでいる。本報告では本研究の全体概要と、試解析により得られた3号機ペデスタルデブリ分布がもたらすデブリ臨界性の試解析結果を報告する。シリーズ発表(7)は伝熱流動解析(粒子法)によるデブリ分布の試解析結果、(8)は浮遊法による高温融体(Fe-B溶融合金)の比熱評価結果を報告する。
