2024年春の年会

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2024年3月26日〜3月28日近畿大学東大阪キャンパス
日本原子力学会
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[1A02]放射性廃棄物の廃棄体製作に向けた可搬型砂充填装置の開発

*林 宏一1、南里 朋洋1、半沢 守2、佐々木 勇気2、鳥居 和敬2(1. JAEA、2. 清水建設)

キーワード:

放射性廃棄物、廃棄体、砂

廃棄物埋設地においては、廃棄物上部の覆土に陥没が生じないようにするため、廃棄体内に有害な空隙が残らないようにする必要があることから、廃棄体内の空隙に大型の振動台を用いて砂質土を加振充填する方法が開発されてきている。しかし、廃止措置を実施中の施設は、比較的小規模の施設も存在することから大型の振動台の設置は困難であることが予想される。このため、可搬型の砂充填装置を開発し、小型土槽を用いた小規模試験と200Lドラム缶を用いた実規模試験を実施した。試験の結果、砂の充填率が80%以上となることを確認し、可搬型の砂充填装置でも砂を充填することが可能である見通しを得た。