[2A04]使用済燃料の搬出に向けた受入貯蔵工程設備の解体
*三枝 祐1、西野 紗樹1、堀江 幸次1、谷田部 仁史1、山田 貴史1、大山 大輔1、内田 直樹1(1. JAEA)
キーワード:
東海再処理施設、使用済燃料の搬出、受入貯蔵工程設備の解体
東海再処理施設の分離精製工場に貯蔵されている使用済燃料は、施設の廃止措置に伴い、国外の再処理施設への全量搬出を予定している。使用済燃料の搬出にあたっては、使用済燃料の受入時に使用していた湿式輸送容器ではなく、新たに乾式輸送容器を製作して使用するため、今後、湿式輸送容器の設備(カスクアダプタ、吊具等)の使用予定はない。また、これら設備は使用済燃料の搬出経路上にあるため、輸送容器と干渉する可能性があった。そこで使用済燃料の搬出に向けた準備作業として、これら受入貯蔵工程設備の解体作業を実施した。
解体作業では、一般的に用いられているダイヤモンドワイヤーソー、チップソー、セーバーソー等の中から解体対象設備の寸法・形状、汚染状況、作業性等を精査した上で切断機器を選定し、火災対策、汚染防止対策等の作業における安全対策を講じた上で実施し、計画通りに解体作業を完了した。
解体作業では、一般的に用いられているダイヤモンドワイヤーソー、チップソー、セーバーソー等の中から解体対象設備の寸法・形状、汚染状況、作業性等を精査した上で切断機器を選定し、火災対策、汚染防止対策等の作業における安全対策を講じた上で実施し、計画通りに解体作業を完了した。
