日本認知心理学会第15回大会

日本認知心理学会第15回大会

2017年6月3日〜6月4日慶應義塾大学 三田キャンパス
日本認知心理学会
日本認知心理学会第15回大会

日本認知心理学会第15回大会

2017年6月3日〜6月4日慶應義塾大学 三田キャンパス

[S4]神経科学から考える認知研究のドメイン

梅田 聡1、羽倉 信宏2、山本 慎也3、四本 裕子4、開 一夫4(1. 慶應義塾大学、2. 情報通信研究機構、3. 産業技術総合研究所、4. 東京大学)
これまで,認知心理学の研究では,注意,記憶,思考,言語,運動,感情といったドメイン(領域)を定め,その枠組みのもとで活発な議論が行われてきた.学会発表などのカテゴリーを選ぶ際にも,研究者は自らの研究がどのドメインに含まれるかを考える.また,認知心理学の多くの教科書でも,ドメイン毎に巻や章が構築されているのが実情である.近年,心の機能を脳内メカニズムから捉えようとする神経科学的アプローチによる研究が急速に発展し,心を実現する脳の構造的,機能的な理解が進められている.そのような研究によって徐々に浮かび上がってきたのは,従来からの認知心理学のドメインによる理解の枠組みは,必ずしても適切でないという点である.本シンポジウムでは,複数のテーマに焦点を当て,最新の研究成果および理論的背景を取り上げた上で,従来のドメインによる捉え方の限界と,新しい枠組みの可能性について考える.