日本認知心理学会第17回大会

日本認知心理学会第17回大会

2019年5月25日〜5月26日京都テルサ
日本認知心理学会
日本認知心理学会第17回大会

日本認知心理学会第17回大会

2019年5月25日〜5月26日京都テルサ

[O3-06]カテゴリー学習と認知的加齢言語化の効果と過程分析

*原田 悦子1、王 紫嫣1(1. 筑波大学)

キーワード:

カテゴリー学習、認知的加齢、抑制機能

人の生活の中で,カテゴリーは認知的糊の役割を担い,新奇事態への対応を正しくかつ効率的に実施する大きな支援となる.しかしカテゴリーの獲得においては加齢による成績低下が観察され,その原因や補償方法は明らかではない.本実験ではRabi(2016)のカテゴリー学習前の刺激言語化するカテゴリー学習促進を検討し,併せて判断過程を検討するためのマウス軌跡分析を行った.大学生と健康な高齢者にShepard, Hovland, & Jenkins’ (1961)の1,2,4型のカテゴリー学習を行った処,1)特に2型の学習において高齢者の学習が困難であること,2)言語化は両年齢群において負の効果を示し,大学生では2型の学習を特異的に抑制すること,3)マウス軌跡分析から2型においてもっとも抑制的な過程が発生すること,を示した.カテゴリー学習における2型の特異性,ならびにそこでの加齢現象について考察する