セッション詳細

シンポジウム21「レビー小体型認知症の新展開」

2025年11月22日(土) 9:00 〜 11:00
第4会場(朱鷺メッセ 3F 中会議室302B)
座長:勝野 雅央(名古屋大学大学院医学系研究科神経内科学),藤城 弘樹(名古屋大学大学院医学系研究科 精神医療学寄附講座)
レビー小体型認知症は、パーキンソン病に近い臨床像を呈する症例から老年期精神病を呈する例まで、臨床症状における多様性が高い疾患である。本シンポジウムではレビー小体型認知症の病態に迫る基礎・臨床研究の最前線を取り上げる。基礎研究については、ゲノム研究から明らかになってきた遺伝学的背景やマーモセットモデルなどを用いて解明された睡眠障害の病態などを解説していただく。さらに、臨床研究のアプローチとして、プロドローマル期における病態進行の多様性解明やバイオマーカー開発の取り組み、およびブレインバンクに基づく臨床病理学的多様性に関する最新の知見をご紹介いただく。

[SY21-1]日本人におけるレビー小体型認知症の全ゲノム解析

重水 大智1,2, 尾崎 浩一1,2,3 (1.国立長寿医療研究センター 研究所 メディカルゲノムセンター, 2.広島大学大学院 医系科学研究科 循環器内科学, 3.理化学研究所 生命医科学研究センター)

[SY21-2]レビー小体病の病態と睡眠の異常の双方向的関係性

皆川 栄子 (国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 モデル動物開発研究部)

[SY21-3]レビー小体病発症ハイリスク者の病態とバイオマーカー

平賀 経太, 勝野 雅央 (名古屋大学 大学院医学系研究科 神経内科学)

[SY21-4]精神科診療におけるレビー小体型認知症

竹田 和弘, 藤城 弘樹 (名古屋大学大学院医学系研究科 精神医学分野)