セッション詳細
シンポジウム23「認知症基本法とこれからの認知症施策」
2025年11月22日(土) 9:00 〜 11:00
第7会場(ホテル日航新潟 4F 朱鷺A)
座長:粟田 主一(認知症介護研究・研修東京センター/東京都健康長寿医療センター),内田 直樹(医療法人すずらん会 たろうクリニック)
2024年6月に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が制定され,同年12月認知症施策推進基本計画が閣議決定された.この法律の最も重要な特徴は,第1条に共生社会というビジョンを掲げ,そのビジョンを実現するために認知症施策を総合的かつ計画的に推進することが法の目的であると明示した点であろう.また,基本計画には,「すべての施策は第3条の基本理念を根幹に据えて共生社会の実現に向けて実施していく」と記されている.本シンポジウムでは,そのような観点を踏まえて,基本的施策に深く関連する5つの重要テーマにフォーカスをあてて,これからの認知症施策のあり方・考え方と具体的な方向性について討議する.
[SY23-1]「新しい認知症観」と認知症の人の理解
○笠貫 浩史 (聖マリアンナ医科大学 神経精神科学教室)
[SY23-2]認知症基本法及び基本計画の趣旨を踏まえた新たな権利擁護事業の創設に向けて
○水島 俊彦1,2,3,4 (1.社会福祉法人浴風会 認知症介護研究・研修東京センター, 2.日本司法支援センター本部, 3.一般社団法人日本意思決定支援ネットワーク(SDM-Japan), 4.社会デザイン研究所)
[SY23-3]認知症の人の社会参加とバリアフリー社会の推進
○内田 直樹 (医療法人すずらん会たろうクリニック)
[SY23-4]認知症のための保健医療サービス提供体制の整備
○武田 章敬 (国立長寿医療研究センター もの忘れセンター)
[SY23-5]認知症高齢者に対する虐待防止と介護専門職の人材育成
○吉川 悠貴1,2 (1.認知症介護研究・研修仙台センター, 2.東北福祉大学)
