セッション詳細
シンポジウム34「メディアと考える新しい認知症観」
2025年11月22日(土) 15:20 〜 17:00
第5会場(朱鷺メッセ 3F 中会議室302A)
座長:池内 健(新潟大学脳研究所 遺伝子機能解析学分野),木下 彩栄(京都大学大学院医学研究科)
認知症に対する社会的な関心が高まる中、認知症に関するメディア報道が増えている。認知症への正しい理解を促進し、最新の動向を知る上でメディアは大きな役割を果たしている。認知症に関する報道は、新しい研究成果から新薬開発、医療・介護の現場、社会的な課題まで幅広いトピックスが扱われる。我々認知症関係者は、メディアによって認知症に関して社会と結びつけられているともいえる。本シンポジウムでは、認知症に関する取材を精力的に行っているメディア関係者をお招きし、「メディアからみた認知症」をテーマに、幅広いトピックスについて意見交換を行う機会としたい。本シンポジウムを通して、社会に向けた認知症に関するよりよい情報発信へと発展させたい。
[SY34-1]アルツハイマー病研究という壮大なバトンリレー
○下山 進 (ノンフィクション作家)
[SY34-2]変わる認知症観―取材を通じて気付いたこと
○影本 菜穂子 (読売新聞東京本社 編集局 医療部)
[SY34-3]注目された認知症と報道の限界
○村川 実由紀 (一般社団法人 共同通信社 科学部)
[SY34-4]社会に資する認知症報道の実現のために~実例から考える協働の可能性~
○岡 肇 (NHK 長崎放送局)
[SY34-5]地域全体で取り組む認知症対策~新潟市の事例から考える~
○種岡 郁江 (新潟日報社 編集局 報道部)
