セッション詳細

シンポジウム35「若年性認知症の診断後支援 ~若年性認知症支援コーディネーターのかかわり~」

2025年11月22日(土) 15:20 〜 17:00
第7会場(ホテル日航新潟 4F 朱鷺A)
座長:粟田 主一(認知症介護研究・研修東京センター/東京都健康長寿医療センター),谷向 知(愛媛大学大学院医学系研究科 老年精神地域包括ケア学)
若年性認知症は高齢者認知症とは異なり、社会的、経済的、精神的な負担が大きい。診断を受けた若年性性認知症の多くができる限りこれまでの生活の継続を望んでおり、診断後ただちに介護保険の枠に収めるのではなく、就労支援や障害福祉の利用を検討するなど多様な配慮が必要である。
現在、各都道府県で若年性認知症支援コーディネーターが配置されている。若年性認知症の診断の多くは認知症疾患医療センターでされいるとの報告はあるが、そこからの紹介は多いわけではない。
若年性認知症の診断後支援を行っていくうえで、コーディネーターが認知症地域支援推進員等の支援者と異なりどのような役割を担っているか理解を深める機会としたい。

[SY35-1]認知症疾患医療センターにおける若年性認知症の診断後支援

粟田 主一1,2 (1.東京都健康長寿医療センター 認知症未来社会創造センター, 2.認知症介護研究・研修東京センター)

[SY35-2]若年性認知症支援コーディネーターによる診断後包括的支援 混乱~生きがいある生活へ

駒井 由起子 (東京都若年性認知症総合支援センター)

[SY35-3]若年性認知症の“診断から支援へ”をつなぐ:認知症疾患医療センターの役割と課題

野﨑 和美1,2, 大町 佳永2,3 (1.国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院 看護部, 2.国立精神・神経医療研究センター 認知症疾患医療センター, 3.国立精神・神経医療研究センター 司法精神診療部)

[SY35-4]NCNP病院との連携による,若年性認知症支援コーディネーターのかかわり

来島 みのり (東京都多摩若年性認知症総合支援センター)