セッション詳細
シンポジウム40「認知症者における併存疾患の管理」
2025年11月23日(日) 9:30 〜 11:30
第5会場(朱鷺メッセ 3F 中会議室302A)
座長:亀山 祐美(東京大学医学部附属病院老年病科),山本 浩一(大阪大学大学院医学系研究科 老年・総合内科学)
認知症者の併存疾患管理は非常に難しい。コミュニケーション不良などにより病状の理解が困難な上に,認知症者の併存疾患治療に関する有効性・安全性のエビデンスが極めて乏しい。認知症を考慮せず併存疾患の治療ガイドラインに従うと過剰医療になったり、認知症を理由に治療しないと過少医療になりがちである。認知症者に適切な医療提供をするために生活習慣病、multimorbidity(多疾患併存)、がん、白内障について診療上の注意点、管理のポイントについて専門家から講義いただく。対象は、医師、看護師、薬剤師など、認知症者に関わる多くの職種の方を予定している。
[SY40-1]認知症者における糖尿病の管理
○田村 嘉章 (東京都健康長寿医療センター 糖尿病・代謝・内分泌内科)
[SY40-2]認知症者における高血圧管理
○山本 浩一 (大阪大学大学院 医学系研究科 老年・総合内科学)
[SY40-3]認知症に合併するMultimorbidityとポリファーマシー
○小島 太郎1,2 (1.国際医療福祉大学 医学部 老年病学, 2.社会福祉法人邦友会国際医療福祉大学成田老年医療福祉センター)
[SY40-4]認知症者のがん診療
○小川 朝生1,2 (1.国立がん研究センター東病院 精神腫瘍科, 2.国立がん研究センター 先端医療開発センター 精神腫瘍学開発分野)
[SY40-5]認知症高齢者に対する白内障手術の現実と課題
○梅屋 玲子 (順天堂東京江東高齢者医療センター)
