セッション詳細
シンポジウム41「認知症トータルケアを目指したリハビリテーション」
2025年11月23日(日) 9:30 〜 11:30
第7会場(ホテル日航新潟 4F 朱鷺A)
座長:古和 久朋(神戸大学大学院保健学研究科),小野 玲(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所 身体活動研究センター)
本セッションでは、認知症予防から発症後の共生支援に至るまでの一貫した介入と社会実装について、最新の知見と実践例を紹介する。まず、高齢者における認知症の一次予防として、TAMBA Studyを中心に多因子介入の有効性とエビデンスを概説する。次に、軽度認知障害(MCI)を対象とした非薬物的介入の効果と、それを地域で持続可能に展開するための社会実装の課題について検討する。さらに、認知症発症後におけるデイケアでのリハビリテーション介入の実際と、その有用性や現場での工夫について、自身の経験を交えて報告する。最後に、予防から共生までを切れ目なくつなぐ支援体制の構築と、地域に根ざした具体的な取り組みを紹介し、今後の展望を考察する。
[SY41-1]危険因子を持つ高齢者への認知症予防を目指した介入の現在地
○沖 侑大郎 (神戸大学 大学院 保健学研究科)
[SY41-2]MCIを対象とした多因子介入の効果と社会実装
○杉本 大貴 (国立長寿医療研究センター 予防科学研究部)
[SY41-3]認知症デイケア通所者を含む地域在住認知症者への非薬物介入
○尾嵜 遠見 (神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 作業療法学科)
[SY41-4]研究からあらゆるシニア層に向けた多因子介入プログラムの浸透
○鈴木 裕子 (SOMPOケア株式会社 ウェルビーイング事業部 認知症プロジェクト推進室)
