セッション詳細
シンポジウム43「認知症関連の適正使用新ガイドライン」
2025年11月23日(日) 12:50 〜 14:30
第1会場(朱鷺メッセ 2F メインホール)
座長:冨本 秀和(三重大学大学院/済生会明和病院),池内 健(新潟大学脳研究所 遺伝子機能解析学分野)
認知症領域では新薬の臨床実装が矢継ぎ早に生じている。まず、抗アミロイド抗体薬の保険適用に伴って、最適使用推進ガイドライン・レカネマブ、ドナネマブが策定された。さらに、これに関連してアミロイドPET、液性バイオマーカー、APOE遺伝子検査の各ガイドラインが厚生労働省特別研究として平成6年度に改定されている。併せて、抗精神病薬ブレクスピプラゾールのアジテーションに対する保険適用が承認されたため、かかりつけ医・認知症サポート医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドラインも同時に改定されている。本シンポジウムではこれらの認知症関連の新ガイドラインをまとめて取り上げて、臨床現場への浸透を図ることを目的とする。
[SY43-1]アミロイドPETイメージング剤の適正使用ガイドライン 改訂第4版
○石井 賢二 (東京都健康長寿医療センター)
[SY43-2]認知症に関する脳脊髄液・血液バイオマーカーの適正使用ガイドライン(第3版)
○池内 健 (新潟大学脳研究所 遺伝子機能解析学分野)
[SY43-3]認知症に関するAPOE遺伝学的検査の適正使用ガイドライン
○関島 良樹 (信州大学 医学部 脳神経内科,リウマチ・膠原病内科)
[SY43-4]かかりつけ医・認知症サポート医のための BPSD に対応する向精神薬使用ガイドライン
○新井 哲明 (筑波大学 医学医療系 臨床医学域 精神医学)
[SY43-5]抗アミロイド抗体薬の最適使用推進ガイドライン
○冨本 秀和1,2 (1.三重大学大学院医学研究科, 2.済生会明和病院)
