セッション詳細

シンポジウム45「認知症疾患医療センターの現在と未来」

2025年11月23日(日) 12:50 〜 14:30
第3会場(朱鷺メッセ 3F 中会議室301)
座長:田中 稔久(大阪けいさつ病院),粟田 主一(認知症介護研究・研修東京センター/東京都健康長寿医療センター)
認知症疾患医療センターの原型は平成元年に始まり、認知症医療の地域における中核的機関として、詳細な診断や急性精神症状への対応、身体合併症を有する患者への対応を行うことをその中心的役割としつつ、専門職研修会や連携協議会開催、専門的な相談を通して、医療機関と介護サービス提供事業所等との連携強化を図ることになっている。しかし現在は、認知症に対する新規の抗体治療薬の出現、かかりつけ医や一般病院等に対する認知症対応力向上研修の普及などを通して、認知症診療に対する地域のニーズは変化してきている。本シンポジウムにおいては、このような時代の変化を概観し、認知症疾患医療センターのこれからの役割について議論したい。

[SY45-1]認知症疾患医療センターの今までの歴史と役割

田中 稔久 (大阪けいさつ病院 認知症センター)

[SY45-2]これからの認知症疾患医療センターの役割-抗体薬を安全かつ適切に用いるために

井原 涼子 (東京都健康長寿医療センター 脳神経内科)

[SY45-3]これからの認知症疾患医療センターの役割ー地域連携の拠点としての役割ー

繁信 和恵 (公益財団法人浅香山 精神科 認知症疾患医療センター)

[SY45-4]これからの認知症疾患医療センターの役割~災害と認知症の視点から~

中西 亜紀 (大阪公立大学大学院 生活科学研究科 人間福祉学分野)