セッション詳細
シンポジウム47「災害医療と認知症の方への支援」
2025年11月23日(日) 12:50 〜 14:30
第5会場(朱鷺メッセ 3F 中会議室302A)
座長:古川 勝敏(東北医科薬科大学医学部 老年・地域医療学),片山 禎夫(片山内科クリニック)
近年、自然災害の激甚化や超高齢社会の進展により、認知症患者を含む高齢者の災害による被害が深刻化している。高齢者は、体力や認知機能の低下、持病の多さ等から、災害時の脆弱性が非常に高い。そのため、高齢者の命と生活を守り、認知機能の低下をできる限り防ぐために、我々が尽力せねばならないことに異論はないだろう。今回のシンポジウムでは、東日本大震災、西日本豪雨、能登半島地震等を経験したシンポジスト達に、災害後 フレイルな高齢者や認知症患者に対し我々が何を行い、何を学んできたのかを議論する。多様性に富む彼等、彼女等に対する災害医療やサポートは重要且つ決して容易ではない課題であり、適切な実践が求められている。
[SY47-1]東日本大震災における岩手県の医療活動と認知症支援を含む避難所の実態と課題
○高橋 純子 (北上済生会病院)
[SY47-2]東日本大震災からの学びと提言
○石木 愛子1, 冨田 尚希1, 冲永 壯治2, 古川 勝敏1 (1.東北医科薬科大学, 2.東北福祉大学)
[SY47-3]西日本豪雨における認知症高齢者への対応
○片山 禎夫 (片山内科クリニック)
[SY47-4]能登半島地震が地域住民の認知機能に及ぼす影響調査
○篠原 もえ子1, 横川 正美2, 小野 賢二郎1 (1.金沢大学医薬保健研究域医学系 脳神経内科学, 2.金沢大学医薬保健研究域保健学系 リハビリテーション科学)
