[SRTD2]救急から在宅までリハビリテーション医療の普遍化で地域生活を支える
○栗原 正紀1,2(1.日本リハビリテーション病院・施設協会名誉会長, 2.日本病院会理事)
超高齢社会における地域医療のあり方では「医療の中に如何にして生活の視点を取り入れて行くか」が重要な課題と考える。果して今までの救急医療は生活を支えることになっていたのか?大きな疑問である。昨今、やっとPICS(集中治療後症候群)が知られるようになり、“助けるだけの救急医療が過去のものとなりつつある”「助けた後、如何にして生活に繋げていくか」が問われている。重要なことはリハビリテーション医療の普遍化と考える。このような視点で議論できれば幸いである。
