コンクリート工学年次大会 2014(高松)

コンクリート工学年次大会 2014(高松)

2014年7月9日〜7月11日サンポート高松
コンクリート工学年次大会
コンクリート工学年次大会 2014(高松)

コンクリート工学年次大会 2014(高松)

2014年7月9日〜7月11日サンポート高松

[1149]凍結防止剤散布の影響を受けた構造物におけるモニタリング結果に基づく凍結防止剤の影響度の推定

座長(土木):久田真
座長(建築):山田義智
講演者:井端志帆1, 矢野峻規1, 久保善司1, 橋爪康憲2(1.金沢大学 2.西日本高速道路エンジニアリング関西)

キーワード:

Chloride induced corrosion、de-icing salts、surface water content of concrete、half-cell potential、polarization resistance、塩害、凍結防止剤、表面水分率、自然電位、分極抵抗

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*大会会期中のみ閲覧可能です。
凍結防止剤散布下のコンクリート構造物の合理的な維持管理手法の確立を念頭に,簡易な点検結果からその影響度を推定することを目的とした。影響度評価を行うための点検項目として外観観察,表面水分率に着目し,実構造物における表面水分率測定および塩分分析結果から,外観による劣化度評価,表面水分率データと塩分浸透との関係性について検討を行うとともに,統計的手法を用いてその妥当性について検討を行った。その結果,外観観察および表面水分率から凍結防止剤の影響度(塩分浸透量)の推定が可能であることが明らかとなった。