コンクリート工学年次大会 2014(高松)

コンクリート工学年次大会 2014(高松)

2014年7月9日〜7月11日サンポート高松
コンクリート工学年次大会
コンクリート工学年次大会 2014(高松)

コンクリート工学年次大会 2014(高松)

2014年7月9日〜7月11日サンポート高松

[1324]低圧注入法によるコンクリートの微細ひび割れ検査における注入材の実験的評価

座長(土木):内田慎哉
座長(建築):古賀一八
講演者:緒方英彦1, 山崎大輔2, 周藤将司3, 兵頭正浩1(1.鳥取大学 2.ショーボンド建設 3.松江工業高等専門学校)

キーワード:

Micro-crack、Visualization、Low pressure injection、Silane Oligomers、Silicone oil、Epoxy resin、微細ひび割れ、可視化、低圧注入、シランオリゴマー、シリコーンオイル、エポキシ樹脂

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コンクリートの微細ひび割れの評価方法には,顕微鏡観察による方法や蛍光エポキシ樹脂含浸法がある。本研究では,これらに加わる新たな試験方法として,表面含浸材の一つであるシランオリゴマーを低圧注入器具により注入し,ひび割れ周囲のセメント硬化体内に浸透させることで,微細ひび割れを可視検査する方法を検討した。注入材としてのシランオリゴマーの適性評価は,載荷でひび割れを導入したコンクリート供試体で行い,比較対象であるエポキシ樹脂やシリコーンオイルの結果も踏まえ,シランオリゴマーにより微細ひび割れの可視検査が可能であることを明らかにした。