[2225]塩害環境下にあるRC部材の点検結果に基づいた劣化進行予測の更新手法に関する基礎研究
座長(土木):田中泰司
座長(建築):河辺伸二
講演者:平野正大1, 内田慎哉2, 鎌田敏郎1, 田中伸幸1(1.大阪大学 2.立命館大学)
座長(建築):河辺伸二
講演者:平野正大1, 内田慎哉2, 鎌田敏郎1, 田中伸幸1(1.大阪大学 2.立命館大学)
キーワード:
RC部材、ベイズの定理、モンテカルロ法、劣化予測、劣化進行過程、塩害、非破壊試験
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*大会会期中のみ閲覧可能です。
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著者らは,塩害環境下にあるRC部材を対象として,部材が設置されている環境条件および部材設計諸元から,モンテカルロシミュレーションにより部材の曲げ耐力を予測する手法についての検討を行ってきた。本研究では,この予測手法を活用し,供用年数に対する各劣化過程の期間(潜伏期,進展期,加速期および劣化期)の推移を求めるとともに,導出した各劣化期間の推移に対して,対象とする部材の点検結果を想定した調査結果を反映させることにより各劣化期間の推移を更新し,点検以後の予測結果の不確実性を低減する方法を構築するとともに,手法の妥当性の検証も行った。
