[2228]RC高欄を対象とした空間的連鎖性を考慮した剥離・剥落発生モデル
座長(土木):田中泰司
座長(建築):河辺伸二
講演者:早矢仕廉太郎1, 小濱健吾1, 松岡弘大2, 貝戸清之1(1.大阪大学 2.鉄道総合技術研究所)
座長(建築):河辺伸二
講演者:早矢仕廉太郎1, 小濱健吾1, 松岡弘大2, 貝戸清之1(1.大阪大学 2.鉄道総合技術研究所)
キーワード:
peeling/flacking of concrete、risk evaluation、spatial Weibull hazard model、リスク評価、剥離・剥落、空間的ワイブル劣化ハザードモデル
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*大会会期中のみ閲覧可能です。
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かぶりコンクリートの剥離・剥落の発生は,コンクリート構造物における代表的な劣化事象である。本研究では,実態調査のデータに基づき,不確実性を考慮したコンクリートの剥離・剥落発生予測を実施するための方法論を提案する。具体的には,時間の経過とともに鉄筋が腐食し,剥離・剥落発生数が増大する現象を,ワイブル劣化ハザードモデルを用いて表現する。さらに,鉄筋腐食により,その周辺において部分的に剥離・剥落発生数が増大するような空間的連鎖性を考慮した空間的ワイブル劣化ハザードモデルを提案する。最後に実際の鉄道橋のRC高欄へ適用し,提案モデルの有効性を検証する。
