[2230]リスクを考慮した劣化構造物の維持管理方法の提案
座長(土木):加藤佳孝
座長(建築):大脇英司
講演者:水田真紀1, 野々村佳哲1, 島多昭典1, 太田哲司2(1.土木研究所 2.ネクスコ・エンジニアリング北海道)
座長(建築):大脇英司
講演者:水田真紀1, 野々村佳哲1, 島多昭典1, 太田哲司2(1.土木研究所 2.ネクスコ・エンジニアリング北海道)
キーワード:
deterioration、maintenance、performance、risk、risk matrix、risk reduction、リスク、リスクマトリクス、リスク低減、劣化、性能、維持管理
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*大会会期中のみ閲覧可能です。
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本研究では,RC構造の維持管理において,診断による判定結果と劣化の影響を受けて低下した実際の性能の差をリスクとして捉え,劣化したRC構造のリスクマトリクスを提案した。リスクマトリクスを,材料の劣化度とそれが性能に与える影響度の関係で表し,補修の必要性を判断するための指標となるリスク低減の範囲をマトリクスの中に示した。さらに,北海道内で約40年間凍害と塩害の複合劣化を受けた実RC構造の調査結果を,提案したリスクマトリクスに適用した。
