コンクリート工学年次大会 2014(高松)

コンクリート工学年次大会 2014(高松)

2014年7月9日〜7月11日サンポート高松
コンクリート工学年次大会
コンクリート工学年次大会 2014(高松)

コンクリート工学年次大会 2014(高松)

2014年7月9日〜7月11日サンポート高松

[2231]プレストレスコンクリートポールの経年劣化に及ぼす環境条件の影響に関する研究

座長(土木):加藤佳孝
座長(建築):大脇英司
講演者:船本憲治1, 岩田憲明1, 下條剛1, 原裕介2(1.九州高圧コンクリート工業 2.九州電力)

キーワード:

aged deterioration、chloride attack、maintenance、prestressed concrete pole、sulfate attack、プレストレストコンクリートポール、経年劣化、塩害、泉害、維持管理

論文PDFを表示
*大会会期中のみ閲覧可能です。
プレストレストコンクリート(PC)ポールは,配電,通信,鉄道等の社会インフラを古くから形成しているが,近年,表面剥離,ひび割れ,合せ目開き,鋼材発錆等の劣化現象が報告され,維持管理が重要視されている。そこで,今回,環境条件として塩害・泉害等に着目し,各環境条件に対する影響に関して調査研究を行い,既往文献も踏まえ劣化特性を明らかにした。外部環境別の劣化進行度は,海浜>温泉>一般地区の順となり,補修や計画的建替えが必要と思われるPCポールは,平均経過年数が短いにも関わらず,海浜および温泉地区が一般地区より多く存在しており,特に両地区の計画的保全の重要性が明らかになった。