[1017]フライアッシュの内割・外割混合を併用した高強度コンクリートの収縮特性にについて
長枝健太1, 菅田紀之1(1.室蘭工業大学)
キーワード:
autogenous shrinkage、compressive strength、drying shrinkage、fly ash、replacement for cement、replacement for fine aggregate、フライアッシュ、乾燥収縮、内割混合、圧縮強度、外割混合、自己収縮、高強度コンクリート
フライアッシュについて内割・外割混合を併用した高強度コンクリートの収縮特性について検討するために,圧縮強度試験,自己収縮試験および乾燥収縮試験を行った。配合は,水結合材比を25%,シリカフュームの置換率を10%一定として,フライアッシュの置換率については0,20,40 %の3ケースにおいて,内割・外割の置換率を変化させた。結果として,内割・外割混合の併用によりフライアッシュによる圧縮強度の低下が改善できること,外割混合を大きくするほど乾燥収縮ひずみが小さくなること,強度低下が起こらないようにした場合でも自己収縮を低減できることなどがわかった。
